部下との良い関係の作り方

部下との良い関係の作り方

2023年2月16日 0 投稿者: kumanagement

良い関係の定義とは?

私が思う「部下との良い関係」とは以下を指すと思っています。

  • 心理的安全性のある関係であること
  • 上司と部下が仕事において同じ目標に向かっていること
  • 上下関係ではなくフラットな関係であること
  • 上司が尊敬されている状態であること

私がマネジメントをやっている中で、上記が出来ている上司と部下は関係性がうまく築けていると思います。

少なからず私は上記を意識して日々部下と向き合うようにしています。

心理的安全性とは?

心理的安全性とは何でしょうか?

人材育成・研修・マネジメント用語集では、「心理的安全性とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のこと」と定義されています。

要するに、恐ることなく自分の思っていることや考えていることを伝えても良いんだ、この人には正直に話しても大丈夫だという安心感を持ってもらえている状態を作ることが大切だと思っています。

部下の目線から見ると、

  • 変なことを言うと評価に影響するのではないか
  • 自分のイメージがマイナスになったらどうしよう
  • なるべく良い印象を与えるために上司に好かれるような行動をしよう

というのがよくあるパターンかなと思います。

これだとなかなか本音で語り合うことはできません。

心理的安全性の高い関係を作るには、こういった壁をなくしていく必要がります。

心理的安全性を高めるにはどうすればいいのか?

本音で語っても良いというのを言葉で伝える

上司にどう思われるかというのを一切気にすることなく何事も本音で語っても良いというのを常に言葉で伝えることが大切だと思います。

他人からどう思われるかを気にしないといったような包み隠さず本音で会話してくれるタイプもいますが、ほとんどの人が自分がどう思われているのかというのを気にしていると思います。

私も実際に部下と会話している中で、「それを言うとよく思われないんじゃないかと考えていました。」といった言葉をもらったことがあります。

なので、何を話しても評価には響かないので隠さず話しても大丈夫というのを細々伝えるよう意識しています。

一度言ったから伝わっているだろうというよりは、何度も繰り返し伝えるのが大切です。

自分は部下の味方であるというのを言葉・行動で見せること

心理的安全性を上げる為には、自分が部下の味方であるというのを見せていくことと部下が理解していることが大切です。

【悪い例】

  • 部下はこういう人だからダメだ
  • なんでこれができないんだ
  • もっとこうした方がいいのになんでやらないのか

と上司側の意見を押し付けてしまうパターンです。

これだと、部下から上司への不信感が強まるばかりですし、尊敬の意すら生まれません。

【良い例】

  • こういう考え方をするといいと思うんだけどどうかな?
  • 今これが出来ていないかなと思っていて、何かできない理由とか原因があるの?
  • ここをもっとこうすると結果こういう良い方向にいくと思うんだけどどう思う?

と相手に投げかけながら問いかける形でアプローチをすると、「自分はこう思ってやっているんですよね。」とか「それは確かにおっしゃる通りですね、改善します。」といったように素直に受け取ってくれて行動してくれるようになります。

私はあなたの味方であり、全力であなたのサポートをしますよという姿勢を見せることが大切です。

フラットな関係の作り方

フラットな関係とは何でしょうか?

  • 対等に会話ができる関係であること
  • 心理的安全性がしっかり担保できている関係であること
  • 部下が自我を持って主体的に行動できる状態を作れていること

だと私は思います。

ただ、フラットな関係には落とし穴もあり、“上司が部下になめられる可能性がある”ということです。

では、上司が部下になめられることなく良質なフラットな関係性を構築する方法を解説します。

上司が部下に対して成果までの道筋を説明していること

部下にとって、上司が成果までの道筋を理解しているかどうかというのは非常に大きいと思っています。

自分の上司が成果の出し方をしっかり理解していることで、この人の下で仕事をすることで自分は成長できる、信頼できるという状態を作り出すことが出来ます。

部下がこうすれば成果が出るのでは?と提案してきたものに対し、こうすれば成果が出るよとフィードバックができ、結果成果に繋がるという勝ちパターンが確立されていることが理想的です。

上司が部下以上にインプットをすること

部下よりも上司がたくさん情報を持っていることが大切です。

「この人は何も知らない。」とか「この人より俺の方が優れているな。」と思われた途端にフラットな状態だったのが一気に部下の方へ傾いてしまいます。

必要な情報は上の人たちに掛け合ってしっかり取りに行くこと、仕事において必要な情報はどんどんインプットすることで部下に対してしっかり指導していける立場になり説得力のある会話ができるようになります。

無能な上司になってはいけない

部下に尊敬の意を持ってもらう為にも無能な上司にはならないようにすべきだと思います。

たまに自分の上司のことを「大した上司じゃない。」と言っている人を見かけることがありますが、それではいけないと思っています。

評価される側の立場からすると、無能な上司から評価されるなんて気に食わないと思いますし、説得力もないですし、せっかく仕事をしているなら尊敬できる上司の上で仕事をしたいと思うはずです。

私自身も尊敬できる上司の下で仕事をさせてもらっているので、部下に対してもそう感じてもらえるよう日々インプットすべきことはインプットして、自分の市場価値を高められるものに対しては果敢に挑戦するようにしています。

部下にすごいと思ってもらえるところをどんどん増やしていくことが大切です。

最後に

すぐに全てを実行することは難しいと思います。

ですが、こういった行動をしていくと、部下にも上司なりに頑張っているんだろうなというのが伝わると思いますし、一緒に頑張っていくという姿勢も見せることで信頼関係も生まれてくると思います。

リーダーシップ性を培っていく為にも、自分がどういう上司が居たらいいなと思うかをしっかり考え、それに近づけるように努力していくと部下の良いロールモデルになっていきます。

一度自分を見直して課題を可視化した上で一つ一つ改善していくことで良い上司と部下の関係を築くことができると思います。